鹿児島市 はるかぜ整体院

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妊娠に必要な栄養素

妊娠 栄養素妊娠するためには、何を食べたらいいのでしょうか?結論から言うとこれを食べたらいいというよりも、必要な栄養素をバランスよく食べることが大事だといえます。なぜかというと各栄養素が必要だけれど、栄養不足の場合があるためです。今のこの日本で栄養不足というのはイメージがわかないかもしれませんが、偏食などから栄養不足(あるいは摂りすぎ)の場合があるのです。

三大栄養素

糖質、脂質、たんぱく質の三つを三大栄養素といいます。妊娠との関係、摂りすぎや欠乏した場合、多く含む食材について見ていきましょう。

糖質
妊娠する働きの大本は脳です。脳は多くのエネルギーを消費しますが、きちんと働くためには、糖質の一つであるブドウ糖が欠かせません。また、神経細胞や赤血球などもブドウ糖がエネルギー源となります。
【過剰症】・・摂りすぎが続くと肥満や脂肪肝の原因になります。
【欠乏症】・・体力低下、疲労感、肝機能低下、思考能力低下などを引き起こす場合があります。
【多く含む食材】糖質は穀類やいも類、果物、砂糖などに多く含まれます。

たんぱく質
たんぱく質は体のすべてをつくります。ホルモン、酵素、血液、卵子を造る材料となり、男性、女性ホルモンの材料ともなるコレステロールを運ぶのにも関係するので、たんぱく質の不足は排卵に影響します。
【過剰症】・・摂りすぎると腎臓に負担がかかります。
【欠乏症】・・体力、免疫力の低下、基礎代謝の低下、老化の加速などが起きます。
【多く含む食材】・・肉類、魚、卵、豆類、ヨーグルト、牛乳

脂質
脂質は、細胞膜や核酸、神経組織などの材料であり、体のエネルギー源です。老廃物が体に残ると体に悪影響を及ぼしますが、排せつとも関係します。
【過剰症】・・肥満や脂質異常症の原因となります。
【欠乏症】・・エネルギー不足、肌荒れ、便秘などが引き起こされやすくなります
【多く含む食材】・・肉、魚、油脂類、乳製品に含まれます。

ビタミン

ビタミンは体の働きを維持するには不可欠な栄養素。妊娠するためにも各ビタミンが必要になってきますが、ほとんどが体内では合成されないのでしっかりと摂る必要があります。

ビタミンB群
ビタミンB群はエネルギーを生み出す代謝にかかわる、不足すると卵子もエネルギー不足となりその働きが悪くなる。妊娠初期に胎児の中枢神経の発育にビタミンB12と葉酸が必要。
【過剰症】・・B2~まれにかゆみ、しびれ B6~神経性の障害 
【欠乏症】・・B1~疲労感、食欲不振、脚気  B2~口内炎、口角炎、肌荒れ B12~貧血
【多く含む食材】・・レバー、肉類、うなぎ、まぐろ、かつお、さんま、魚肉ソーセー

ビタミンC
ビタミンCにはストレスを和らげる、ストレスで発生する活性酸素を抑える働きがある。不足すると細胞がダメージを受け、老化が進み、妊娠にも影響する。
【過剰症】・・体外に排せつされるので心配いらない
【欠乏症】・・疲労感、肌荒れ、皮下出血しやすくなる。
【多く含む食材】・・バナナ、柿、キウイ、グレープフルーツ、イチゴ、カリフラワー、モロヘイヤ

ビタミンE
血行促進、冷えの改善、自律神経の調整、ホルモンの活性化などの働きがあり、不足すると生理へ影響する場合もある。 ビタミンCとEがいっしょに働くことでより細胞の酸化を防ぐ働きが強くなり、卵子の酸化(老化)を防ぐ
【過剰症】・・ほとんどない(まれに下痢、頭痛)
【欠乏症】・・まれにしびれ、神経の乱れなど
【多く含む食材】・・アーモンド、アボカド、落花生、さば、ウナギ、かぼちゃ、さつまいも

ミネラル

ミネラルは体の調子を整えたり、体の組織を作る元素のことを言います。毎日一定量が排せつされているので、食事で摂る必要があります。このページでは妊娠と関係の深い亜鉛と鉄分について紹介します。

亜鉛
鉛には妊娠に関係する女性ホルモンの働きを高める働きがあり、赤ちゃんの生育にも必要です。男性の精子の造成にもかかわるので、男性もよく摂取しておきたい栄養素です。
【過剰症】・・吐き気、下痢など
【欠乏症】・・味覚障害、貧血、食欲不振など
【多く含む食材】・・ 牛肉、コンビーフ、レバー、ウナギ、ホタテ貝柱、サバ、サケ、アサリ、カマンベールチーズ、パルメザンチーズ、アーモンド、煮干し、するめ など

鉄分
鉄は妊娠に欠かせない栄養素です。赤血球の材料となり、酸素を運ぶという非常に重要な役割があり、粘膜を作る材料となるので、子宮内の環境を整えるのに不可欠です。鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があり、吸収しやすいヘム鉄をとるようにするのが得策です。
【過剰症】・・
【欠乏症】・・貧血、頭痛、疲労感、つめの変形、血色が悪い、集中力が落ちるなど。
【ヘム鉄を多く含む食材】 ・・牛、豚、鶏レバー、鴨肉、牛肉、コンビーフ、馬肉、豚肉、鶏肉、カツオ、マグロ、煮干し、サバ、イワシなど 。

まとめ

食事 栄養読んでもらうと実感していただけるかと思いますが、栄養は妊活の取り組みの大切な要素の一つです。健康のためにも大事なことでもありますし、参考にしていただければ幸いです。病院によっては栄養状態を検査してしてくれるところもあります。必要に応じて医師や栄養の専門家の力を借りましょう。より細かい内容についても今後ページを作って紹介してまいります。

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